西東京市子ども食堂ネットワークハピモグとは?

地域のセーフティネット機能強化を目的として立ち上げた西東京市の子ども食堂ネットワークです。

現在は市内で子どもの食支援を行う16団体24か所(※)の食堂が参加し、情報や物資の共有を行っています。

各々の繋がりを深め、情報を集約することで、『子ども食堂』をより身近に感じてもらえることを願って。

ハピモグは、これからも利用者・支援者・運営者それぞれの想いを繋ぐプラットフォームでありたいと考えています。

※西東京市内のすべての子ども食堂ではございません。

そもそも子ども食堂とは

子ども支援の一環としてボランティアを中心に全国で開催されている活動の一つ。

満足に食事が摂れない、いつも一人で夕飯を食べる、毎日コンビニのお弁当ばかり... そんな様々な問題を抱える子供たちに手作りで温かい食事を提供し、美味しく楽しく食事ができる「場」として生まれたのが「子ども食堂」です。

全国に約9,000以上の団体が存在し、その形態も様々。 しかしどの子ども食堂も「子供たちに美味しく、楽しく食事をしてほしい。そして健やかに育ってほしい」という思いを持って活動をしています。

子ども食堂の実状

多くの子ども食堂は月1回~数回の頻度で公民館などの施設を借りて開催していたり、一軒家の家の一部を提供して活動しています。

運営はボランティアや有志が行っているため、場所や食材の確保は決して簡単ではありません。 「もっと人手が欲しい」「いつも使える場所があったら」「食材がもっとあれば」といった悩みは多くの子ども食堂が抱えています。

また、近隣に子ども食堂があったとしても、その存在を知られていないため「開催したのに子供が来なかった」という事もあり、子ども食堂の運営には様々な課題が存在します。

問題を抱える子供たちを、一人でも多く笑顔にしたいと考える大人たち。それぞれを上手にマッチングする場所があり、情報を共有できれば、解決する事柄も増えるのではないでしょうか。

協力し合う事でできる事

様々な課題がある中、西東京市内にある子ども食堂が協力し合うことで、各団体が持つ情報を共有したり、食材提供の窓口になることが可能です。

また「月曜日は子ども食堂Aは開催していないけれど、子ども食堂Bは開催している」ということを周知できれば、子供たちも食事ができる機会を増やすことができるのではないでしょうか。

全ての子ども食堂は、「子供たちの笑顔と楽しい食事」のために、それぞれの地域で子供たちと向き合っています。

西東京市子ども食堂ネットワーク ハピモグは、子供たちが笑顔で楽しく食事ができる『場づくり』のお手伝いができればと思っています。